「将来デザイナーになりたいけど、デザインってなに?」と小学生にきかれたらどう説明するか。
とある研修の中で、私が大学でデザインを学んだと言う自己紹介をしたら、講師から出た問いかけ。小学生向けなので、カタカナを使わずに!とのお題。
その場では「ひとがスムーズにやりたいことができること」って答えたのですが、カタカナ入ったのが心残りだったのと、抽象的で小学生に「?」が飛びそうだったので、研修が終わったあとに再考しました。
小学生向け
「服のデザイナーとか、素敵なものを見るとワクワクするよね!人をワクワクさせるのもアートとかデザインなんだけど、それ以外にもデザインって、常に身の回りにもあるものなんだよ。
(ここで理解度を観察しつつ、身の回りにの題材で説明。鉛筆やフードコートの導線、等)」
「デザインって、人が苦労しなくても、やりたいことが自然に出来るような仕組みを作って、人を助けることなんだ。」
としてみました。
「苦労」のところはデザインって、「空気のように助けてる」黒子的な状態と思ってるので、「考えなくても」、「意識しなくても」、「気持ちよく」とかが思い浮かんだのですが、興味を持ってもらうには抽象的すぎるかなと思って、「人を助ける」に掛けて「苦労」にしました。
大人向けには、
「デザインとは、人が心地よく過ごせるしくみを考え抜く学問」であり、
「個別最適になってないか、常に前提を疑って、再構築していく終わりのない営み」
だと思います。